記事: バッグの選び方 ~素材編~
バッグの選び方 ~素材編~
皆さんはバッグを選ぶ際には、どんな基準で選んでいますか?
ブランド、価格、用途、素材、種類、デザイン、サイズ等々、色々な切り口がありますね。
この回では素材ににスポットライトを当てて解説していきたいと思います!
レザー(革):
様々な種類がありますが、牛革、羊革、豚革などが一般的です。加工(鞣し)方法により、仕上がりが大きく異なってきます。
耐久性があり、使い込むほど馴染んできて味わい深くなります。また高級感があり、ビジネスやフォーマルなシーンに適しています。
注意点としては、雨や湿気に弱いため、防水スプレーを使用するか、濡れた場合は速やかに拭き取ることが重要です。
また、他の素材と比べて価格が高めで、長期間の使用にはメンテナンスが必要です。
合成皮革(PUレザー、PVCレザーなど):
本革の代替品として使われる事が多く、一般的にはコストが安い事が多いです。
レザーに近い外観、風合いがあります。正直、見分けがつかないPUレザーも多いです。また本革よりもお手入れが簡単で、防水性があるため、機能性としてはレザーより優れています。
しかし、安価な合成皮革は本物のレザーと比べて風合いが劣ることがあり、耐久性としても長期間の使用には耐えられないこともあります。
ナイロン:
軽量でありながら耐久性に優れたバランスの取れた素材です。吸水性が低く濡れてもすぐに乾くため、アクティブなシーンに適しています。
ひと言でナイロンと言っても、糸の太さ(デニール)により、丈夫さや風合いが異なってきます。
欠点としては、熱に弱く高熱で溶けてしまう点、長期間の使用や日光に晒される事により黄変しやすい点があります。
一般的にはレザーほどフォーマルではないですが、リュックをはじめビジネスシーンでは主流となっていると言えます。
キャンバス:
キャンバスは帆布とも呼ばれ、1〜11号までの号数があります。号数が小さいほど厚い生地となります。キャンバスはコットンでできた生地で、カジュアルな雰囲気を演出できます。
使い始めは固く感じる生地が、使えば使うほど柔らかくなり、色合いも馴染んでくるといった経年変化を楽しめる点も魅力です。一般的なキャンバス素材は防水性が低いため、雨天時には注意が必要です。
デニム:
デニム素材はキャンバス同様にコットンでできた生地です。カジュアルでアウトドアな雰囲気を醸し出します。
キャンバス同様に、使えば使うほど柔らかくなり、色落ちや経年変化を楽しむ事ができます。服に色が移ることがあるため、摩擦や濡れ等に気をつける必要があります。
現在市場で販売されているバッグとしては、レザーとナイロンが圧倒的に多い様に思います。ショルダーやリュック、ポーチ等、あらゆるデザインで色々なブランドから展開されています。
初回から、やや一般的な内容でしたが、次回以降深堀りして触れていきたいと思います!
こちらはLOHASTYLEのレザーサコッシュ、FACEモデルになります👇